Leopard アップグレードその後

半年近くテスト機や LAN サーバーで Leopard を運用していたので特に違和感もないし、機能その他も十分判っているけれど(内部仕様は自分で作ったプログラムや make するソフトについて念入りに調査済みだし)、実際日常的に使用するクライアント機として使うと、改めて色々と感じることはある。

iCal はやっぱり Leopard になって使いづらくなったと感じる。予定内容の表示や編集が1アクションずつ多くなってるのは納得できない改悪だ。ことえりのレスポンスも微妙に悪くなった。アップグレードして各種設定は概ね引き継がれているのだけど、P905i との Bluetooth 接続設定は初期化されてたり、いくつかの設定が消されていたのがあって、普通に引き継がれていることが多いだけに、逆に戸惑ったり。

一番困ったのは、キーチェーンに登録した内容は Tiger から引き継がれていたのに、キーチェーンアクセスを一度立ち上げた途端、登録されていた内容の大半が消去されてしまったこと。これはウンザリ。ネットワーク越しの共有フォルダのエイリアスの作り方も変わったなど細かいところの差異も、日常的に使うクライアント機として使わなければ気づかなかった。

それでも LeopardLeopard なりの流儀でやれば良いわけで、様々な環境を経験し、今も複数環境を使ってる身なので、それくらいは対応・使い分けできる柔軟性が自分にはあるので、さほど気にならない。全体のレスポンスは Tiger より向上してるし、満足感はしてる。LAN 上の共有フォルダにアクセスしたままスリープさせて、ネットワーク非接続環境でスリープから起こすと Finder がフリーズする問題がなくなっただけでも、モバイル使用では気が楽になった。