キヤノン、“DIGIC 4”を搭載した中級機「EOS 50D」

既に噂で周知の通り、って感じの内容。とにかく、

あらゆる部分で後追い、後追いの機能だけで構成

という感じで、全然新味はないし、驚きもない。CF の UDMA 対応、オートライティングオプティマイザの搭載と強さの調節、レンズの周辺光量補正、液晶モニターの高精細化、AF 微調整、HDMI端子…はぁ、それだけ?という感じ。ファインダーは変わってないし、今キヤノンが一番何とかすべき AF も同じ。

40D 同様、D300 とは多少クラスは違うけど、結局のところ 40D のマイナーチェンジを、本来1年半のモデルチェンジサイクルを破って早めに出しただけ。シェア争いでニコンの後塵を拝してる現状を何とかしたいという、マーケッティングの問題だけのような…DIGIC 4 なんて単なる商売用のラベルにしか過ぎないわけだし。

5D の後継機をなかなか出せずに、適当な廉価機と中級機でお茶を濁すしかない状況が続くようじゃねぇ…

キヤノン、“DIGIC 4”を搭載した中級機「EOS 50D」