富士フイルム、初の“スーパーCCDハニカムEXR”搭載機「FinePix F200EXR」

1年経って F100fd の後継機発表。予想通り EXR 素子を使ってきたけど、見た目も機能的にも F100fd とあまり変わってないような…個人的には、↑キーが露出補正になったのは大きなポイントだが、これは当たり前になっただけで、F100fd の露出補正がメニューの奥というのが狂ってただけだしね。

それでも露出補正がすぐにできるようになったことと、プログラムAE絞り優先AE、マニュアルAE が付いたのは評価できる。F100fd も画質は(コンパクトデジカメで、このサイズ&価格なら)十分満足以上だったから、あとは操作性とコントロール性だけだったから、不満に思っていたところは解消された感じ。

ただ、シャッター速度優先AE がないのは何故なんだ…コンパクトデジカメなんて多くは絞りは2〜3段階しかなくて、あとはNDフィルターで調整だから、絞り優先AE よりシャッター速度優先AE が欲しいんだけどなぁ。それに相変わらずレンズは暗いし、手ぶれ補正も変わってないようだから、手ぶれ補正の効きは弱いままだろう。

おまけに肝心の EXR 素子に変わっての画質だけど、ダイナミックレンジ優先は F100fd より良さげ。朝夕の太陽を入れると雲のグラデーションが変な感じになることが多かったのだけど、それがなくなってるだけでも良い感じ。でも高感度は改善されてないな。

とりあえず今 F100fd に感じている不満は消してきてるから興味はあるけど、驚きは皆無だから速攻買いたくなることはないし、他社モデルを見つつ、安くなったら買うかも?な感じ。

基本的に今年はマイクロフォーサーズをメインに使っていくのは確定的で、DMC-G1 と、早く出て欲しいオリンパスのコンパクト・マイクロフォーサーズがあれば十分かな、と。

富士フイルム、初の“スーパーCCDハニカムEXR”搭載機「FinePix F200EXR」