61試合目の頂点

凄い。その言葉を秋から何度ガンバの選手、スタッフに向けて思っただろう。そして 2009年の元旦も、その言葉しかない。ガンバの選手、関係者には頭が下がる思いが、またさらに深くなった。

2008年シーズン、公式戦61試合目。未踏の試合数というだけでなく、12月から中2〜3日で連戦を繰り返してきた。見てる方もお腹いっぱいになるくらいだから、やってる方の辛さと言ったら尋常ではないだろう。

「ロッカールームは野戦病院」と監督が言うくらいの満身創痍。出場している選手もほとんどがどこか痛めて、いつ動けなくなるか判らない状態。オフになったら手術が決まっている選手も要る。

その中で戦い抜き、日本で一番疲れている選手たちのはずなのに、今日の試合も粘りに粘って、最後はガンバの選手の方が動いていた。このチームが、こんなに粘り強いチームで、スタミナがあるチームだったとは思わなかった。いや、夏まではそんなチームじゃなかったと思う。ACL が、CWC が、確実にチームを変えたのだと実感した。

ガンバ最大の穴と本気で言われていた GK 藤ヶ谷が準決勝、決勝と確変したかのようなスーパーセーブを連発し(相変わらずキックは酷いけど)、眠りすぎた獅子だった播戸が最後の最後に決めてくれた(9ヶ月ぶり!)。そしてザル守備と私も広言していた DF は、2試合 240分間無失点。

最後の最後で、色々なものが良くなって、ハッピーエンドの結末になった。ACL 優勝や CWC がまだ終わりじゃなかった。まるでドラマのようなシーズンだった。

とにかく CWC が終わってから、天皇杯はもう駄目だろうと思っていた自分が恥ずかしい。次はもう駄目だろうと思っていた自分を反省しないといけない。

頑張れば報われる。辛い時こそ、どん底から這い上がるキッカケがある。そして気持ちで耐えて、勝ち抜いていく。

そんなことを今シーズンのガンバから学んだ気がする。本当におめでとう。そして、ありがとう。