予想通り?冷や汗モノの試合

昨日の天皇杯の試合では、浦和、鹿島が負け、さらに J2 から勝ち残っていた2チームがいずれも J1 のチームを破るという番狂わせがあった(J2 優勝決定済みの広島なんかは完全に J1 中位以上のレベルな試合していたけど)。

ガンバは ACL 決勝のオーストラリアから帰ってきて中2日のハードスケジュールに加え、代表に3人とられている。条件はかなり悪い。去年も天皇杯初戦で J2 山形に 0-2 から何とか同点に持ち込んで延長でも決着がつかずに PK 戦で勝ったわけで、ぶっちゃけ今日も嫌な予感はしていた。

で、その通り、試合開始直後に失点。そして 0-1 のまま試合も大詰めに…という展開。今日も何とか同点に持ち込み、そして今日は延長戦で勝ち越せた。予想していたとはいえ、最初の 90分は完全に負けてもおかしくない内容だった。明らかに甲府の方が動けていて、気合いも段違いにあった。

ガンバは代表で抜けたメンバー以外、ケガ人も含めてレギュラーのほとんどが出ていたが、疲労困憊なのはありありと見て取れた。望遠レンズで追いかけて、ふとした瞬間に聡太の顔が青白く見えたり、ルーカスも前半から疲労が見て取れたし、大明神は明神さんらしくないミス…まぁ仕方ないと思う。

思うのだが、その分この機会に出場したはずの控え陣が頑張るべきなのに、彼らが酷すぎた。全く何をやってんだろうと。寺田、倉田、播戸、ロニー。酷すぎ。マジで来季は要らないだろ。特にロニーはもはやフィットするとかしないとかじゃなくて、下手すぎてボールキープが前提のガンバのスタイルには全く合わない。もう出さなくて良いよ。お笑いサッカーにしかならない。

聡太は去年1年控えで我慢して、今年チャンスをつかんでモノにした。本命だった水本を追いやってレギュラーの座を勝ち取って、そして今やガンバの DF になくてはならない存在にまでなった(腰が悪いのに今日も出場して、シュートが直撃して倒れていたが大丈夫だろうか…)。今日出た控えの選手たちは、ホントどうなってるのかと。

そんなことを考えさせられる試合だった。甲府はプレスが素晴らしかったにしても、駄目なガンバが出た試合だった。それでも負ければ終わり、勝てば先がある天皇杯。勝って満足、である。

G大阪、延長で甲府下し5回戦へ/天皇杯