ニコン D90

一昨日発表された D90。噂通り動画撮影機能を一眼レフに搭載。遊び機能であっても、こういうチャレンジをするだけの余裕が、今のニコンにあるんだなぁ…という思いがする。AF やファインダー、連写速度といった金のかかる部分はともかく、それ以外は APS-C フラッグシップの D300 から持ってきた、リトル D300、廉価 D300 という存在が十万強なのは魅力的。

連写速度もそこそこアップしてきてるし、AF は 11点ながら 3Dトラッキング機能も入れてきたり、D60 では出し惜しみしたピクチャーコントロールやアクティブ D-ライティングもフルで搭載し、カメラ内現像処理も強化してきて充実してる。動画機能はオマケかもしれないが、コンパクトデジカメの動画機能とは違う被写界深度が極端に浅い映像表現とか出てきそうで、それはそれで面白いかもしれない。あくまでオマケだとしても。

ぶっちゃけ、画素数ばかり増やして連写速度や連続撮影コマ数はほとんど伸びず、逆にバッテリの持ちは半減しているような 50D よりは面白そう、と思ってしまうのは、妙に最近アンチキヤノン臭くなってしまってる俺の贔屓目だろうか…?でも、40D→50D より D80D90 の進化の方が魅力的だと思うんだよねぇ…

ニコン、動画が撮れるデジタル一眼レフ「D90」