EeePC 1000H-X とか N10J とか NB100 とか New MacBook / MacBook Pro とか

最近、雨後の筍のように発売されたのを店頭で少し触ってきたわけだが…

EEEPC1000H-BLK092X
EeePC 1000H-X

やっぱ、10インチ液晶+17mmピッチ・キーボードは良いね。このサイズが一番バランスが良いと思う。筐体サイズ・重量的には 8.9インチ液晶系より不利だが、使っててストレスを感じないのは、液晶、キーボードとも、やはりこのサイズ。MSI Wind Notebook が入手困難だけに、いささか重めでモバイル用とは言い難いが、値段的にもネットブックのベストバイの一つかと。

ASUS ミニノートPC N10J-HV020CS N10J
Asus N10J

キーボードは EeePC 1000H-X 以上にピッチに余裕があって、筐体の剛性感も6万円以下のとは違うので、タイピングに関しては Atom 搭載ノートではベストな印象。液晶は悪くない程度。肝心の GPU 搭載(&メモリ 2GB 標準)は、OS が Vista で相殺…いや相殺以下かも。やっぱり AtomVista はキツいと思う。あと、持った感じは見た目より重い印象(1000H-X と同程度)。

値段も高いが、モバイル用には重めだし、せっかくの性能も Vista で相殺。デザインに高級感?ご冗談でしょ(笑)。指紋認証があるからビジネスでも安心?寝言は寝てから…という感じで、想像以上に半端製品な印象だったな。やはり期待は S101 か。

TOSHIBA モバイルノートPC PANB100NL
東芝 NB100

液晶は Atom 搭載ノートの中では一番見やすく感じた。キーボードはボディの剛性感も含めて Acer AspireOne +αな感じ。明確な違いはないけど、隣同士で触り比べると違いは感じられる。国産メーカーのせいか作りに丁寧さが感じられる部分もあるけど、だからといって+1万の価値は微妙…と思ってたけど、発売直後から実売値段は下がってるようで。

判っていたけど、色々文句言って「これはないわ」とか思っても、Apple の新製品は実物を見ると心を動かされるものがある。旧モデルを持っているからこそ判る剛性感の違い。筐体を開く瞬間、キーボードを叩いた瞬間、持った瞬間、あらゆる時に大きな違いを感じる。アルミ MBP ユーザーなら使っていくうちに、筐体(液晶部)が微妙にたわんでいくのを感じてるはずだしね…

あと動作のキビキビ感が高まってるのも印象的だった。やはり足回り(FSB、メモリ仕様)や GPU の違いなのだろう。正直、液晶のことを除けば、ちょっと触っただけで新しいのが欲しくなるくらいだった(MacBook Pro なら Firewire も一応残ってるし)。でもまぁ、液晶解像度が 1600x1050pixels になるまでは我慢だな :-)

そんな MacBook Pro と同じ筐体、足回りを使うようになった MacBook は、どこからどう考えてもお買い得。液晶解像度が高くないこと(+一部の人には Firewire 廃止)を除けば、MacBook Pro を買う理由がやはり見当たらない。旧モデルまでは、スペック以上にあらゆる点で MacBook Pro の“余裕”があると言えたが、もうそんなものはないね。旧 MacBook Pro ユーザーから見ても、妙に羨ましいというか微妙に悔しいというか…(^_^;)