Wind Netbookに“全部入り”の限定モデルが登場

メモリが 1GB → 2GB、HDD が 80GB → 160GB、バッテリが3セル→6セル、といずれも倍増し、無線 LAN も 11n ドラフトに対応したものになり、国内版だけ削除されていた Bluetooth も復活、ついでに WinXP も最初から SP3 になって、ベースモデルから+1万円。これだけついて+1万円ならお得。

というところなんだけど、Aspire OneEeePC 901-X の値段と内容を考えると、単純なコストパフォーマンスは微妙かな。HDD が増量されたのは WinXPULCPC 制限が緩められたことによるものだろうし、Bluetooth は元々付いていたものを復活させただけだし、無線 LAN は元のはダメダメで評判だったのが変わっただけだし…

それでも 10インチの液晶とネットブックでは珍しく比較的まともなキーボードを搭載するがゆえに、「普通のノート PC 的に使うなら Wind Netbook はスペック的にベスト」だと思うし、そういう用途で買うなら+1万円だったとしても、ちょっと魅力かな。ベースモデル買うよりはずっと良いわけだしね。懐に余裕があったら、ちょっと欲しい(笑)

ただ、Wind Notebook はラインナップを増やすより、オリジナルモデルすらまともに供給できてないのをどうにかしないと…この限定モデルも一体どれだけ出るのやら。あと、立て付けが悪いのはともかく、某ショップ店員さんからもネットからも初期不良の多さは聞くから、それがネックかねぇ…

MSIの白いやつ:Wind Netbookに“全部入り”の限定モデルが登場