iTunes 8

QuickTime のセキュリティアップグレードもあったので、とりあえず Mac の1台だけ iTunes 8 にしてみた。予想はしていたけど、Genius 機能とか言っても全然大したこともなく、HD ビデオの配信があるわけでもなんでもない日本ユーザーとしては、iTunes 8 とメジャーアップデートで期待するようなものは全くなく、グリッド表示と Genius くらいなら iTunes 7.8 でも良かったじゃん、という感じだ。

ソニーが3年前に“インテリジェント・シャッフル”機能を追加し、最近では“おまかせチャンネル”という曲調解析機能まで搭載していて、それらの後追いに過ぎない(膨大な iPod ユーザーの情報を元にできるといっても類似は類似)。この手の機能で驚きを感じたこともないし、実際試してもフーン程度。元々、良く言って“ないよりはマシ”、“あっても邪魔にはならない”程度だと思っていたが、iTunes の Genius 機能は、あっても邪魔にならないどころか、

Genius SidebariTunes ストア宣伝が Uzeeeeeee

という有様。Genius Sidebar はミニストアが形を変えただけで、鬱陶しい。即座に OFF れるから良いけど…

Apple iPod shuffle 1GB ピンク

Genius が提案するプレイリストの方は、十数個試してみたところ「妥当かな?」という選曲だった。逆に言えば、驚きもなく、新鮮さも皆無。ランダムシャッフルの方が面白い、と俺は思う。この程度のことはソニーが数年前に実現してることで、New iPods といい、今回はマイチェンばかりで、こんな機能が目玉とは、iTunes も煮詰まってる、無駄に肥大化としか言いようがない。

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