腕なまりすぎ
久しぶりにサッカー撮りをした。本当は半月前の ACL 決勝トーナメント1回戦のホーム試合で復帰しようと思っていたのだが、タイミングを逃して今日になってしまった。土曜日開催の試合は観客が多いので、望遠レンズを振り回しての撮影は迷惑だしね。
ともあれ、予想はしていたけど、だいぶ腕がなまってた。とにかくシャッターを押す反応速度が落ちてる。サッカーは 0.1秒遅ければ話にならないくらい動きは速く、シビア。長く見ているオラがチームだから、ボールの動きの予測はできるが(それができなきゃ論外)、ここから!というタイミングに対する反応が全て遅かった。ちょっと鍛え直さないと…
速く不規則な動きに合わせてフォーカスポイントを追従させるのも重要なんだけど、それは予想通りにダメダメ。前半は速いドリブルに対応できずにピンぼけ多発。後半は少しマシになったけど…
あとは 90分振り回していたら、後半途中から腕がキツくなっていた(^_^;)。これも予想していたけど、たかが 3kg 弱なのに腕力不足。腕立て伏せでもやらんとアカンね。帰ってきたら、ちょっと腕が張ってる(>_<)
ちなみに今日は2ゴールとも撮れませんでした。前半アウェー側、後半はちゃんとホーム側に移動して撮れる位置に居たんだけど、山崎のゴールは、山崎がボールをもらってドリブルしていった時から追いかけていって、ゴール前で DF 3人突破したところまでは撮っていたんだけど、エンドラインギリギリで「打て〜〜っ!」と言った時にはバッファフルでした orz
今日はシャッターを押す反応速度がなまってるのを自覚してた分、速めにシャッターを切り始めたり、いつもより弾幕を張る頻度が高かったために、こういう事態になってしまった。いつもなら、バッファフルには注意してるので、あまりないんだけど…
ISO 2500-3200 で撮影しての後処理のために RAW +ノイズリダクション ON 撮りなので、1D3 だとバッファは 14〜15枚までだからキツい。2〜3倍欲しい。ISO 6400 が余裕で常用できて、バッファが3倍くらいあって、レリーズタイムラグが更に短くなって(サッカー撮りではレリーズ最速設定にしている)、AF がずっと良くなった、そんな 1D4 が早く出てきて欲しい。
あ、ロニーのゴールを逃したのは、前記事で書いたように、山崎のゴールの後にジーンと感動していて、ボォーッと試合見てたせい(^_^;)。あ、これは来る!と思ってセンタリングが上がる前から撮り始めたんだけど、きちんと AF 合わせるのが追いつかなくてピンぼけ、手ブレまくりでした…orz
まぁ、水曜の試合が増えるので、これから元の感覚を取り戻さないと。元だとダメだな、もっと頑張らないと。でも、浦和との試合だと、水曜だからといって撮れる雰囲気じゃないけどね…
最後に、今日の C vs N をば。今日は、最近にしては C が多かった。といっても、去年までみたく C 一色じゃないけど、このところ N の増加は止まった感じ。
立ち直ったG大阪 ついにアジアの4強に
ACL男・山崎が素晴らしいゴールを決めた後、ちょっと目頭がジーンと熱くなった。そんな自分が少し恥ずかしかったけど、でも「やっぱり俺、ガンバが好きやねんなぁ…」と思った(笑)
山崎のゴールの後、久しぶりにホームで、Aホーム席のサポーターだけでなく、SB や SM席の皆も一緒に声を出して応援する状況になって、「ホント、こういうの久しぶりだよ…」と思ったら、ちょっと感動してウルッときてしまったんだよね(^_^;)
なにせ長かった…ホームで勝ったのは7月前半の川崎戦以来。色々なことがあって主力メンバーが次々といなくなり、ホームだけじゃなく勝てない試合が続いた。9月に入って怪我人病人も戻ってきて、チーム状況も少しは上向きかと思ったけれど、やっぱり勝てなかった。10日前のグランパス戦では、今年はもうダメなのか…と思うくらいだった。
けれど、長駆遠征したシリアでのアウェー戦に勝ち、そして丸一日かけて戻ってきて中2日のアウェー京都戦では7試合ぶりのJリーグ勝ち星。そして今日…完勝。
遠征してきたアル・カラマの動きは悪く、最初からずっと押し気味で何度も何度も決定的なシーンはあった。けど、入らなかった。今日もまた引き分けか…でも引き分けでも準決勝進出だし(負けても 0-1 なら進出だった)、中2日での試合だし良しとするか…と思った残り7分で山崎がやってくれた。そして直後には、ようやくチームにフィットしてきたロニーも。
とにかく今日は、久しぶりにガンバらしい攻めが見られた。とにかく先週のシリアでの試合からヤットが完全復活。そして病気から復帰して初先発だった播戸も、決めなきゃいけないところ決められなかったけど、動きは悪くなかった。怪我したルーカスの代わりに先発した寺田もまずまず、ボランチ、DF陣は安定していた。
そして何と言っても、山崎…これぞ FW!という自分で突破し、ギリギリのところからピンポイントのシュートは素晴らしかった。ホント、ACL では山崎様々だ。
ナビスコも準決勝で負けてしまったし、Jリーグ制覇はもう難しい。でも、できればJも来年の ACL 出場権を勝ち取るくらいまでは頑張って欲しいと思う(来年から ACL 出場権はJ3位まで or 天皇杯優勝)。ま、その前にまた浦和とやらなきゃいけないんだけどねー。これで年内に浦和と3試合もすることになるわけで…
まぁ、今日は祝杯だ!
カールツァイス、「ディスタゴンT* 2.8/21」を発表
さすがにペコンペコンではなくなった
というのが 5D MarkII β機を触っての印象。先日、キヤノンのショールームで触ってきた。銀座や新宿では受付に名前を書いて順番待ち、ということだったが、大阪でも「5D MarkII ご試用の方は、順番にお呼びしますので名前をご記入願います」とあったけど、さすが大阪、当然のように無視されまくってた。ま、平日だったせいか、すぐに2台ある 5D MarkII の1台を手に取ることができたので、順番待ちの必要はなかった。
発表当初は「50D と同じく画素数競争に走った厨臭いスペックだなぁ」と思ったし、公式サンプルも微妙すぎた。が、その後あちこちで実写画像が流れてきたのを見てみると、画素数の割には画質は頑張ったなぁ、という印象に変化した。それでも 2,000万画素 over の画素数なんて3層 CMOS でもなければ要らないんだけど。
となれば、気になるのがやっぱりレスポンスと AF。AF は実写してみないと判らないが、レスポンスは店頭でも判る。というわけで、キヤノンへ行って触ってみた。
感想としては、「結局、5D は 5D」に尽きる。ペコンペコンと萎えるシャッター音ではなくなったけど、パシャンパシャンとお世辞にも小気味良いとは言えないし、ショックは初代より大きいように思える。
像消失時間は数値以上に短くなった印象があったけど、シャッターを切る時の被写体の見え方に何とも言えない違和感を感じた。肝心のシャッタータイムラグの長さは相変わらず。連写コマ数も含めたレスポンスも数値ほど初代より良くなってるとは思えなかった。
ネットの実写画像を見ていて、高感度は ISO3200 までは良くなったけど 6400 はもうちょっと…という印象だったが、β機で撮って背面液晶で確認した限り ISO4000 と 5000 の間に差があるように思えた。6400 は 1D3 の 3200 より良いけど 1600 は落ちるかな?。となると 1D3 から1段半くらいは良いということか。画素数2倍を考えれば大健闘だけど、絶対値としてはもう一息頑張って欲しかった。
いずれにせよ、シャッター周りやレスポンスは初代と大差ないレベルなので、画質をちょっと見直して「ヨドで一応予約だけでも…」と思わなくもなかったが、これで本当にスルーできる。いや、画質的には少しでも良い方が良いので、欲しくないわけじゃないけど…
早く 1D MarkIV が来ないなぁ〜〜〜。現時点の 2,000万画素 over 機でコレなら、1D4 にはちょっと期待ができなくもないような、そんな今日この頃。
オリンパス、マイクロフォーサーズ対応機の開発を発表
キタコレ!!! パナソニックのマイクロ・フォーサーズ初号機 DMC-G1 には本当にガッカリさせられたが、この試作モックアップがこのサイズ or さらに小さくなって出てくるなら買う。きっと手ぶれ補正もなければ、AF が DMC-G1 みたく速くないだろうけど、全然構わない。初号機の完成度は低いだろうけど、DP1 よりはずっとマシなはずだ。
モックアップ機のサイズは DP1 と比べて、縦横が 5mm ずつ大きい。これくらいなら許せる。レンズ交換式という利点を考えれば、それくらいのサイズアップは全く無問題。厚みはレンズがない分、DP1 より薄いが、モックアップ機装着のパンケーキレンズをつければ DP1 より少し厚くなるだろうが、それもレンズ交換式ということで我慢できる。
というか、オリンパスはマイクロ・フォーサーズ初号機で、DP1 レベルのボディサイズにパンケーキレンズを組み合わせて売ることを考えてる時点で、俺には嬉しい。フォーサーズが出てきた時も、コンパクトな一眼が出てくるかと思ったら E-1 とかデカいのばかりでガッカリしたし、先日の DMC-G1 もそうだった。けれど
ということで、本当に登場が楽しみ。来夏までには出てきてくれるかなぁ。ボディ+パンケーキレンズで15万くらいかなぁ。10万くらいだったらいいなぁ。どちらにしても、トップ・プライオリティで買いたいぞ。Foveon の画質は凄く魅力あるけど、それより同サイズでレンズ交換式の方が良い。Foveon 信者じゃないし。
通常は単焦点パンケーキレンズを付けっぱなしにしておいて、できればペンタみたく広角(28mm)、標準(50mm)、中望遠(100mm) とパンケーキレンズで付け替えられると良いな。フォーサーズだからゴミ除去は完璧だし、持っていくのに躊躇わないサイズのカメラと、気兼ねなく一緒に持ち歩けるパンケーキレンズ群。理想だ。
そして、必要に応じて 70-300mm 相当な望遠ズームを持っていって、付け替えて長いので撮ることもできる。DP1 では望むべくもないことだ。つーか、超理想だぜ。まぁコントラスト AF しかなくライブビューで撮ることから動体ものは厳しそうだけど、いま DP1 で動体ものを撮って(難しすぎて9割は没だけど)遊んでいるよりは、ずっとマトモに撮れそうな気はする。
とにかく妄想が広がるぜ。楽しみだ〜〜〜早く出てきて〜〜〜〜
41mm F2.8 相当のレンズを搭載した「DP2」開発発表
前々からフォトキナで開発発表があるかも?と噂が流れていた DP2。どうなるのかと思ったら、レンズが 28mm F4 から 41mm F2.8 に変わったのと内部の画像エンジンの更新が主な変更点。きっと DP1 最大のネックであるレスポンスは多少なりともよくなってるのだろう(シグマのことだから大幅に良くなってるかは判らんけど)。
とりあえず、41mm とか言う時点で俺には全く関係ないので、どうでもいいレベル。DP1 には広角レンズより標準レンズを搭載して欲しかった、という人には良いかも知れないけど、俺は 50mm 前後は興味ないし、使いこなせもしないので、完全スルー。これが 85mm F2.8 とかなら「欲しいけど、2個も買うのはちょっとなー」とか言っただろうけど、そんな悩みも持たずに済んだ。
つーか、DP1 用のテレコンを出さずに、標準域が欲しい人は DP2 を買ってね♪というのがシグマの姿勢なら、オリンパスのマイクロ・フォーサーズが出た瞬間に DP1 を叩き売ってシグマとは縁を切る。
■ シグマ、新画像処理エンジン搭載の「DP2」など開発発表
■ シグマは「SD15」と「DP2」を参考出品
■ シグマ、41mm相当のレンズを搭載した「DP2」「SD15」など開発発表
ペンタックス、APS-Cセンサーで最小ボディの「K-m」
パンケーキタイプのレンズが揃ってるのにボディが小さくなかったペンタから、ようやく小さなボディが登場!ということで「おぉ、これは期待大」と思ったが…本体重量だけで 500g オーバーとは…この手のものとしては重すぎる。
また DA 15mm F4 みたいな魅力的なレンズも出てきてるが、結局ペンタとは縁がなかったのかもなぁ。パンケーキタイプの DA 3兄弟が発表されてから、小型軽量なボディが出れば購入を真剣に検討しようと思ってきたけれど、時代はもう先に進みつつあるしね…
■ ペンタックス、APS-Cセンサーで最小ボディの「K-m」
■ ペンタックス、「DA 15mm F4リミテッド」をフォトキナで参考出品
ライカ S2
フォトキナが始まって、先週から各社とも色々な開発発表や新製品の発表がされていて、興味深いものも多い。けど、個人的に一番目を惹いたのは、このライカ S2 かな。
別に欲しいとも思わないし、元々ライカ自体に全く興味ない。友達は欲しい欲しいと言ってるけど、ブランド的なことも含めて一切ライカには物欲を刺激されないが(ツァイスはレンズも含めて欲しいと思うものは多くある)、S2 は欲しい欲しくないとは別に色々と面白いなぁ…と。
35mm サイズは通称ライカ判だったはずなのに、結局ライカは APS-H の次は 35mm より二回りくらい大きい素子に行ってしまった。デジタル時代では完全に 35mm ≠ライカ判となったわけだ。ライカ判という呼称も死語になっていくだろう(デジタル世代の私には元々何の意味もない呼称だ)。
ともあれ、「In a class by itself」と銘打ち、プレスリリースの中で「Some companies tweak the features. At Leica, we transform the concept.」と言って実行に移すのは、ライカみたいなところじゃないと難しいのかもねぇ…と思ったり。マスマーケット相手に利益重視でやらざるを得ない国産メーカーが 35mm を捨てて、なんて不可能だしね。それは仕方ない。
成功するかどうかはまた別だけど、プロや金持ちマニア御用達のメーカーだからできた“再定義”がどうなるかは、興味深いところだ。
■ 【速報】ライカ、AF搭載デジタル一眼レフ「S2」を発表
■ ライカカメラAG - Sシステム(公式サイト)
逆転裁判が宝塚歌劇で舞台化
「意義あり!」を唱えている人が多いようだけど、個人的にはアリというか、割と想像できて、それにあまり違和感を感じないんだよねぇ。元々原作には演出過剰なところがあるし(それも魅力なんだけど)、安易にドラマや映画化するよりずっと好印象なんだけどな。
ということで、ちょっと見てみたい気はするが、宝塚なんてもう長らく見に行ってないし、ゲーム原作のものをええオッサンが足を運んでみるというのも、まぁちょっとじゃないくらいの抵抗はあるわけで。
■ 宝塚歌劇 新着情報/公演関連(公式サイト)
最初のGoogle Android携帯「G1」発表
だいぶ前からスペックは、だだ漏れ状態だったので、発表があっても今さら目新しいことはなし。正式発表後の実機写真や機能内容をあちこちで読んでいても、プラットホームには興味がなくもないが、ガジェット的には大してそそられるものはないかな。
なんというかな、パッと見は iPhone の Google 仕様版ではなくて、Windows Mobile の Google 仕様版という印象。もちろん、中身は全然違うし、コンセプトは iPhone に対する Google 的回答なのだろうけど、ハードウェアを作ってるのが Windows Mobile スマートフォン大手の HTC だから、そういう印象は仕方ないのかも知れない。
とりあえず Android の魅力はプラットホームとしての Android がどこまで充実できるかにかかってるだろうから(別に Google のサービスが簡単に使えるだけじゃ全然魅力的じゃないし)、2〜3年のスパンで見ることの始まりなのかな、と。来秋発表のモデルには、国産機でも一つくらいあっても良さそうだけど、どうなるやら。